一度きりの人生さ

その時その時の気持ちを忘れないように

十五祭 オーラス

久しぶりにツアーオーラスが東京ドームで行われた十五祭。

 

プレ販こそ行けなかったものの、グッズやCD・DVDの追加購入や、オブジェをカメラに収めたいがために3日間連続で東京ドームに久しぶりに通った。

 

オーラス当日、今日のBOY達は何を着てるかな〜と楽しみにtwitterを開いた。

まさかの8人。最後の最後まで内くん、すばるが関ジャニ∞にいた事実をしっかり示してくれたことに涙が出てきた。

 

そして、ライブ。

純粋に、ただただ楽しかった。何日か前に友人に誘われて行き慣れていないグループのライブにお邪魔したこともあってかそれはそれで楽しかったのに、あぁ、やっぱりエイトが好きだ、と安心感もあった。

 

アコースティックコーナーでは、東京だけで披露された『蒼写真』を聴けたことが本当に嬉しかった。

初めて聴いた時イントロが始まった瞬間にこの曲が好きだと感じ、どっくんとすばるのパートは日々私の中で大きな心の支えとなっていた大切な曲だから。

 

楽しいライブも終盤。本編最後の曲『咲く、今』で、モニターにメンバーの顔が1人ずつ映し出されているのを見たら、やっぱり不安な気持ちが出てきてしまった。変顔をして笑顔にしてくれるメンバーがいる一方、今にも誰かが泣き出してしまうんじゃないか、お願いだから誰も泣かないで、そう思いながら本編が終わった。

 

アンコール、ダブルアンコールと進み、最後に大倉が「明日からもお互い一生懸命頑張ろうね!」と言った。

この言葉は、なんだかとても現実的な言葉に聞こえたと共に、とても重い一言として私の心に残った。

 

よこが「また絶対会いましょう」って言って、ひなちゃんが「走り続けられる限り走り続けていく」って言っても、最後の最後モニターに『15→16』『to be continued』と映し出されても、"関ジャニ∞"がひとまず続くことしかわからなくて、完全には不安が拭えなかった。

やっぱり報道に出ているどっくんや大倉からは明言が欲しかった。特に大倉は私の中で、グループ主義というイメージも強く、そこが彼の好きなところの一つでもあるので、そうあり続けて欲しいという希望と、プライベートまで追いかけられる酷い環境下でやはりその辛さの方が上回ってしまっているんじゃないかという不安もあった。

規制退場を待ちながらスマホの電源を入れると関ジャニ∞アプリから、DVD&Blu-ray発売決定のお知らせ。なんで数分前まで同じ空間にいたのにそこで発表しなかったんだろうとか違和感を感じながら、とにかく6人での活動を早く発表してほしくて、楽しかった想いと共に相変わらずのもやもやを引きずって帰路に着いた。

 

 

そして2019年9月5日(木)。昼休みにふと見たネットニュース。いつも芸能界の噂のようなものを記事にしてるサイトだったのに、なぜかこの時ついにその時が来たか…と感じてしまった。

午後の仕事が始まり、15時17分、メールが届いた。

15時40分前後にスマホを持って化粧室へ。16時からweb上で、17時から動画で大切なお知らせがあるとのこと。

おおよその内容は想像に容易いが、どのパターンだろう、と。残り20分をその場で過ごそうかとも思ったが仕事に戻り、16時過ぎに再度化粧室へ。

事実だけを確認し、仕事に戻り、いつものように残業までして帰ってきた。

 

帰ってくる間も、帰って来てからもしばらくはtwitterのTLを読み漁り、ようやく観た動画。

画面に身を寄せ合ってギュッと収まる関ジャニ∞が、全員正面を向いて立っても隙間が見えるほど。とっても寂しかった。

 

すばるの時とは違う脱退の仕方。

沢山の憶測が飛び交っている。

 

実際、すばるの時と今回は違う。

7人で歩んでいた関ジャニ∞という道を外れて自分で道を切り開く決断をしたすばると、全員でこの先歩む道を考えた時にどっくんと5人の関ジャニ∞が出した決断。

結成当時と今では世の中のエイトに対するイメージも大きく違うだろう。それはエイトが努力してスキルアップし、個々でも仕事の幅を広げエイトに還元し、武器を増やした結果だろう。

武器を増やした分、関ジャニ∞の未来の選択肢は広がったと思う。と同時に、2018年彼ら1人1人の将来を、関ジャニ∞の進む未来を考えた時、選んだ道が違ったというのだったら、それは少し納得できるなと思った。グループとして進む道の選択肢が多ければ多いほど、方向性が違ってしまうのは当たり前だと思う。

 

 

間違いなく1年とちょっとの間6人の関ジャニ∞を引っ張ってくれたどっくん。

あの時、立ち止まっちゃいけないと先頭に立って進んで行ってくれたどっくん。

その中で自分達の人生、関ジャニ∞の未来をメンバーで考えた時、5人が関ジャニ∞という道を、どっくんは違う道を進むことを選んだんだね。

いっぱいいっぱいの状況の中で出した結論。

きっと、ラスト3日間で歌ってくれた蒼写真のように、時計の針があの頃までもう一度戻ったとしてもきっと同じ道を選んで悩み歩いてきたんだよね。

 

まだまだ頭が追いつかないけれど、十五祭を純粋に楽しんでほしいと思って沈黙を貫いてくれた6人の関ジャニ∞のお陰で、本当に楽しい、幸せでいっぱいのライブだったよ。

ありがとう。6人の関ジャニ∞