201∞年を振り返る
年始…ほとんど記憶にない。
少し前までは年末年始は必ず仕事だったから、紅白からのカウコンで新年を迎え、家族と初詣に行き、新年の挨拶に集まる親族を連日迎えるというお正月休みを過ごせることに改めて幸せを感じたことは覚えている。
しかし、エイト関連はさっぱり…。
エイタメJAMのDVDが発売されて、羊の木を観に行ったあとそのままカラオケで観たことくらい。
あとは、ひたすらに4月15日以降の記憶。
数日前に記事が出た時は、全く信じていなかった。友人から連絡をもらったりもしたけれど、あんなのデマだよー、なんて軽い返事をしていた。今のすばるにはあり得ない、って思っていた。
でもSNS上で、これは本当、とか、会見が、とか、日曜日に予定されてる、とかそんなのを見始めてから、胸がざわざわし始めた。
すばるは脱退しない、大丈夫だという確信が欲しくて、でも不安で、そんな中、4月15日 9時31分に届いたメールを見て、別の確信をした。
それでも11時までの1時間半、誰かの結婚の報告であってくれ、お願いだと祈り続けた。
いざ、11時。すんなりと1回目のアクセスで繋がったページを見て、そうか…と。
その後すぐに相方と連絡をとっていたところ、ジャニショに行く、むしろもう向かっている、と。
まだまだ受け入れられなさすぎて、相方にすぐに向かうと言って準備をして電車に揺られながらヲタクの行動力凄いな、なんて思っていた。
車内ですばるのニュースを見ている人を度々見かけ、その度に涙が溢れそうになった。丸ちゃんの舞台が東京初日を迎える新大久保を通って、丸ちゃんは、舞台を観劇するeighterさんは、大丈夫だろうか。心配をしながら原宿に到着し、相方と合流した。
抱き合って大号泣するでもなく、でも子供の頃から知っている仲とは思えないようなぎこちなさを抱えながら、ジャニショに入り、写真を選び、購入。お店を出るとテレビ局の記者の人がすばるについてインタビューしたいと。
お断りして、その後、お互いに予定もあったので、またね、と。
その後の予定は、心から楽しむことができず、翌日からも真正面から受け止めることはできなくて、色々な人の意見をひたすら読んでいた。エイトの曲は聞けなくて、テレビは録画するだけ。会見を報じたWSは未だにしっかり見返すことができない。
ツアーの申し込みが始まり、初めての北海道行き、名古屋行きを決めた。
無事に希望の公演が当選し、北海道を約2週間後に控えた7月2日。
やすの体調に関するご報告。
初めて6人の関ジャニ∞を見たのがこの日だったと記憶している。
7人の関ジャニ∞として出演する番組が次々と終わり、6人でのツアーが始まって、終わって…。
USJのクリスマスアンバサダーに決まって喜んだり、大倉の、メンバーの置かれている日々の環境を知って苦しい気持ちにもなった。
そして、201∞年12月31日。6人での活動開始から5ヶ月と17日。
まだまだ6人の関ジャニ∞に見慣れない。今ここにすばるがいたらなんて言うだろう、どんな表情をするだろう、って想像しては寂しくもなる。
今、すばるは何をしているのだろう。エイトを見る度に、いや、見ていなくてもそう思うことがある。
でも元気に笑って生きていてくれればそれでいい。永遠なんてないのだから、後悔しないような人生を歩んでくれればそれでいい。
もちろん、6人の関ジャニ∞にも。1日も早く心穏やかに、大阪へ帰るのを楽しめるように…。
6人の関ジャニ∞での活動が始まって、それまで以上に露出が増えたように感じた。
心身共に大変なはずだけど、強く進んでくれる6人のエイトはこれからますます大きくなるんだろう。もっともっと沢山の景色を見るんだろう。
そこにすばるもいたら良かったのに、と思うけれど、6人のエイトだからこそ見ることができる景色もあるのだろう。
このことを思うと、大倉が会見で言っていた、すばるくんは自分達のことも考えていた、という話と、すばる主催の新年会の最後、2017年の抱負を思い出す。
大人として仕事としての会話をしていきたい、一人一人が変わろうと一歩踏み出して歩み寄れば見えてくるものがあるのではないか。このすばるの話に驚いた。私にはエイトは既にそれらができているのだと思っていたから。
すばるは、自分の脱退が、それらにつながると思ったのではないかと考えてしまう自分がいる。自分の脱退を経て6人が変わっていくことがより関ジャニ∞を大きくすると、そう思ったんじゃないかと。そしてそれが大倉の言った、6人のことも考えたうえでという言葉につながったのではないかと…。
互いを想い、関ジャニ∞を想い、それぞれに大きな決断をした、7人の関ジャニ∞。
あの発表の日、やすが綴った「倍々」を見て、とても素敵な表現だと思った。
今回の決断が、すばると6人の関ジャニ∞にとって、倍に倍に良い事につながるよう心から願っている。
201∞年も、関ジャニ∞が大好きでした。